パントスチンは女性向けの塗るタイプの育毛剤です。
パントスチンの有効成分であるアルファトラジオールは、
男性型脱毛症の原因物質であるジヒドロテストステロンを抑える働きがあることから、
ドイツでは女性の薄毛治療用医薬品として認可されているものです。
このアルファトラジオール、本当に効くんでしょうか?
効くなら、どのくらい効くのでしょうか?
調べてみました。
パントスチン(アルファトラジオール)はあまり効かないみたいです
ちょうどいい研究報告がありました。
アルファトラジオールの育毛効果についての研究
この研究では、
2%のミノキシジル
と
0.025%のアルファトラジオール
の外用(塗り薬)の育毛効果を比較したものです。
アルファトラジオールが0.025%という濃度ですが、
これはパントスチンに含まれているアルファトラジオールと同じ濃度です。
ざっくり言ってしまえば、
リアップ
と
パントスチン
の育毛効果の比較ってことになります。
2%ミノキシジルを1日2回毎日塗った52人の女性
と
0.025%アルファトラジオオールを1日1回毎日塗った51人の女性
を比較したところ、
6ヶ月後に、
2%ミノキシジルでは、
・ 髪の毛の太さ
・ 髪の密度
ともに明らかに増加したのですが、
0.025%アルファトラジオールでは、
ほとんど変わりませんでした。
一応、脱け毛の量は少し減っているみたいですけど、
・ 髪の毛の太さ
・ 髪の密度
では変化がないって感じです。
早いですが、まとめます。
女性の薄毛は、
ミノキシジルが現時点で最も有効です。
0.025%アルファトラジオールは、
それ単体ではあまり効果は期待できないでしょう。
あ、まだ終わりませんよ!
アルファトラジオールはダメなのか?
いえいえ、ダメとは言っていません。
アルファトラジオールって、17α-エストラジオールの事ですからね。
ようは、効果が比較的弱い女性ホルモンです。
ええ、女性ホルモンです。
男性は使っちゃダメですよ!
で、このアルファトラジオール、
他の育毛剤と併用できます。
そう、つまり、ミノキシジルと競ってる場合じゃなくて、
ミノキシジルと共闘すればいいんです。
つまり、お金に余裕があれば、
パントスチンとリアップリジェンヌを併用すればいいのではないでしょうか。
リアップリジェンヌはミノキシジルを1%しか含んでいませんが、
日本人の女性にはこの濃度がベストなのだと思います。
もし、1%ミノキシジルで効果がなかったのであれば、
2%ミノキシジルを使用するという選択もありだと思います。
実際に、欧米の女性は2%ミノキシジルで育毛しているんで、
安全性は心配ありませんよ。
あ、もちろん、普通にミノキシジルの副作用(かゆみなど)は
起こる可能性があるので注意して使用してくださいね。
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