女性における男性ホルモンが原因の脱毛症はFAGAと呼ばれますが。
40-50代以降の女性で増えるこの薄毛、ちゃんとした育毛剤を使用すれば改善できますし、
食事や生活習慣の改善などと合わせて育毛に取り組むことが重要です。
この記事では、女性型脱毛症(FAGA)の改善方法をご紹介します!
FAGA: Female(女性の) AndroGenetic(男性ホルモン性) Alopecia(脱毛症)
Contents
女性の男性ホルモン性脱毛症(FAGA)って何?
男性ホルモンの一つジヒドロテストステロンの影響によって毛が脱毛してしまう薄毛です。
薄毛のパターンとしては、
頭頂部(中央部からツムジ)の全域で薄くなります。
正常な頭皮でも1日に50-150本は抜けますが、
それよりも多くの抜け毛がが3-12ヶ月続くと
明らかに髪が薄くなった状態になってしまいます。
抜け毛が多い期間が2-3ヶ月続いた時点で、
早めにお医者さんに診てもらうことをお勧めします。
女性男性ホルモン性脱毛症の原理は?
男性ホルモンのジヒドロテストステロンが毛包(毛根とその周りの細胞)に働くことで、
ヘアサイクルを休止期にしてしまうことで抜け毛を起こしたり、
毛穴の収縮を引き起こすと考えられています。
髪の毛は2-3年は伸び続けることができますが、
男性ホルモンによって、この伸び続ける期間が短くなってしまいます。
その結果、髪の毛が細く短い段階で抜けてしまいます。
また、
毛穴(毛包)が小さくなることで生えてくる髪の毛も細いものになってしまいます。
これも結果として、薄毛に見えてしまうのです。
女性男性ホルモン性脱毛症(FAGA)の治療方法は?
男性ホルモンが原因なわけですから、
男性ホルモンを作らせなくするか働かなくする薬を飲むことで改善することが多いです。
男性の場合、ジヒドロテストステロンをつくらせなくするザガーロという
最強の育毛剤を使用することができますが、
現在、日本では女性へザガーロの使用は認められていません。
なぜなら、赤ちゃんの成長を異常にしてしまうため、
妊娠する可能性のある女性は使用できないからです。
そのため、日本では1-2%ミノキシジル(塗り薬)の使用が最善の育毛方法だということになっています。
その他に、酢酸シプロテロンやスピロノラクトンといった男性ホルモンの働きを抑える飲み薬を服用することもあります。
しかしながら、これらの塗り薬や飲み薬も妊婦への使用はできません。
男性ホルモンが赤ちゃんの正常な成長に必要だからです。
ちなみに
妊娠中の薄毛は出産後に数ヶ月すれば治りますから、安心してください。
お医者さんに診てもらうしかないのね?
はい。
女性の薄毛は原因が複雑にからみ合っているものが多いですから、
自分で判断するのはお勧めできません。
重大な疾患(ガンなど)が原因のこともありますし、
お医者さんにチェックしてもらうことが重要です。
でも、恥ずかしいの…
よくわかります。
男性の私でもすごく恥ずかしかったですから。
もし、あなたが高齢で髪の毛が薄くなってきたのであれば、
市販のミノキシジル配合の育毛剤をお勧めします。
日本でミノキシジル配合の育毛剤はリアップしかありません。
また、ミノキシジルに極めて近い効果があるアデノシンを配合したアデノゲンという育毛剤もお勧めです。
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